(李朝白磁徳利 李朝時代 高さ11cm・最大径8cm SOLD)
まるで闇夜を照らすひとつのともしびのようです。海よりも深いふかぶかとした白、ずっしりとした重み。熟練の手によって作られたはずなのに、いや熟練の手によって作られたからこその、まるであっけらかんとした佇まい。安易な感情移入はすべて拒絶されます。しかし耳をすませば彼の地の民衆の息吹が聞こえてくるようでもあります。手に持てば当時の風や大地や人々の喜怒哀楽が脈打ちます。しかしまあ、この前ではいかなる饒舌さも意味はないでしょう。人々から人々へと渡り継がれてきたモノの滋味が溢れ出す、そのような意味において筆者自身にとってはこれ以上のものはありません。(SOLD)

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