検索

美々風 Mimikaze

カテゴリー

陶磁器

丹波 壺


(市野克明=現二代目市野信水作 丹波壺 高25cm胴28cm口径10.5cm底径12cm ¥55,000
コンタクトフォームよりお問い合わせ下さい)

丹波の市野克明氏(現在は二代目市野信水を襲名されています)の壺です。自然釉と窯変の妙を余すところなく堪能できる一品。命を焼き尽くす高温で焼かれた物の中に、どうして自然の野山や水の流れを感じることができるのか。不思議。

広告

湯呑


(湯呑 日本 20世紀 高さ約9.5cm 径約7.6cm ¥3,000
コンタクトフォームよりお問い合わせ下さい)

大きさはやや大ぶり。
底の土見せ部分からわかるようにきめ細かな胎土でその上の釉薬の乗りもすばらしく、全体に貫入がびっしりと入っていてこれからどのように色合いが変化していくか期待させます。
高台が特筆すべきでしょうか。調べると碁笥底(ごけそこ)というそうですが、素人ながら技術的にもすばらしいものなのではないかと思います。
しかし、詳細がわかりません。底の印と箱の印だけが頼りですが……

共手土瓶


(共手土瓶 日本 20世紀 総高約24cm 最大径約13cm ¥4,000
コンタクトフォームよりお問い合わせ下さい)

黒っぽい胎土の上にたっぷりとした釉薬。全体に貫入がびっしりと入っていて使い込んでいくとさらに味わいが出てくるのではないでしょうか。取手も陶製でユニークです。

小鹿田焼1合壺

うつわ、道具のお店を始めるにあたり、どうしても行っておきたいと思った所があり、10月に行ってきました。大分県の日田市の山間地にある小鹿田(おんた)です。そこへ行くには、今でも車2台がすれ違えないような細い道を通らなければなりません。

ご存知の方も多いと思いますが、昭和6年に柳宗悦が「発見」して一躍有名になった民窯の里です。開窯は江戸時代で、それまで中央にはほとんど知られることなく、専ら地域の用を満たすために、こつこつと焼物の生産を続けていたといいます。

その技術は現在、国の重要無形文化財(平成七年指定)になってもいるわけですが、やはり驚くべきは今でも登り窯、蹴ろくろ、唐臼などを使った昔ながらの方法で生産が続けられているということです。そしてその製品の素朴なすばらしさ。

何がこのようなことを可能にしたのかということは考えなければならない大事なことに思えます。かつてはこのような「民窯」というようなものは日本各地にたくさんあったといいますが、残っているのはわずかなのです。近くの材料を使い、ふだん使うためのモノを、長い間培ったやり方で作る。美術館もアートブックも東京もニューヨークもパリもロンドンも美術大学も遠い世界で作られるモノ。美しいものを作ろうという気などさらさらなくただ日々の営みとして作られ続けてきたモノ。

そのようなモノのすばらしさを見つけて価値を与えた民藝運動がすごいのは言うまでもないことですが、すばらしいのは価値そのものだということだと思います。そして、その価値は柳宗悦たちが「やっと」見つけ出したものであるように、なかなか見つけることはできないのだということなのではないかと思います。

WordPress.com Blog.

上へ ↑